さて昨日は仕事が忙しくて稼働もなかったので、今日は私がよく行くお店の登場人物の一人をご紹介します。
その人は自分の中では「トルネード」と呼んでいます。
というのもそのおじさんは、パチンコを打つときは真横を向くからです。
パチンコを打つためにハンドルを持つとそのまま上半身を90度横に向けて、片手を椅子の背に引っ掛ける形で上半身をねじって横を向きます。
野茂選手のトルネード投法みたいな感じです。
自分の台なんて1㎜も見ていません!
横を向いてそのコースの状態を眺めている感じですね。
でも隣で打っている時は威圧感あるんでやめてほしいんですけど…
一度隣に座りましたが、打ちながらずっと「トルネード」の視線を感じるんです。
最初はうっとうしいな…程度でしたが、私のほうも当たりがなくハマりまくると…トルネードの視線にイライラしてきます。
なんせ数十センチのところに顔があり、こちらを向いているんで当然です。
これが可愛いお姉さんならまだしも…おじさんです。
おじさんに見つめられるわけです…数時間も…
最初は「おい!こっち見るなよ!」オーラで対抗していましたが、それでもトルネードはトルネードをやめないので私も対策を考えました。
トルネードにはトルネードで対抗しよう!
私もトルネードと同じように上半身をねじり、トルネードに向かって体をねじりました。
トルネードは私に向いて座り、私はトルネードに向かって座る…
むちゃくちゃシュールな雰囲気です。
数10センチ程度の距離で、おじさん同士が自分の台も見ずに向き合って座るという異様な状況…
店員さんも吹いていました(笑)
まあ当然でしょう…私も笑いが出そうでした。
その作戦が功を奏したのか、トルネードは一瞬戸惑いながらもからも姿勢を戻します。
よし!これで大丈夫だ!
…と安心して、私も姿勢を戻すと、トルネードはまたトルネードしてきます!
そうなると私も再びトルネードで対抗です。
こうなるともう自分がハマっているとかそんな怒りよりも、トルネードより早く当てて爆音で対抗したいとか、パチンコの勝敗に関係ない部分に考えが行くようになります。
トルネード対決→姿勢が戻る→トルネード対決(再)→…と延々と対決は繰り返されましたが、最終的には根負けしたのか?
それとも思いっきりトルネードを楽しみたいためなのか?
トルネードは自分から席を移動して離れたところに座り、またトルネードしていました(笑)
そしてすぐに大当たりを引いて連チャンさせて嬉しそう…私はハマりまくり游タイムまでスルー
勝負には勝てたが試合に負けた気分です。
さてその後のトルネードおじさんとお店でよく会います。
今のところはあれから隣同士に座る機会はありません。
でもまたいつか隣に座ることもあるんでしょう…その時も対決するのかな?