パチンコ台には強制的に大当たりを誘発させる強制基盤というものがあります。
この強制基盤とは大当たりやリーチパターンをすぐに確認できるよう確率を通常より高くした基板のことです。
元々はパチンコの新機種の展示会で、店長などのお店の人が新機種の演出やリーチや大当りを早く確かめるために作った基盤です。
ちょっと打てば激アツ演出から大当たりをする
夢のような基盤です!
パチンコ店の関係者が展示会に行くと、強制基盤が取りつけられたパチンコ機やスロット機を打ちます。
事務所の中に数台程度のパチンコ機やスロット機が並んでいて、そこでスーツ姿の関係者が色々と説明を受けながら打っている感じです。
ゲームセンターで遊んでいるような、わりと間抜けな雰囲気です。
この強制基盤ですが・・・ちょっとずる賢い悪知恵が働く人ならピンときますよね?
もちろんこれを悪用してちょっと改良して、本気で新装開店の数日間は営業中に使ってお客さんに還元するお店もありました!
といってもはるか昔の話です。
ところがこのような基盤を犯罪者集団が見逃すわけはありません!
こんな夢のような基盤なら
ちょっと手順を加えたら大当りするようにしちゃえ!
こっそりと正規の基盤と交換しちゃえ!
このように基盤を変更したり、基板ではなくハーネスをつけたりして強制的に大当たりを誘発させる裏基盤を使うゴト師が増えたと言われます。
さて!話は戻りますが強制基盤でパチンコ打つとどうなるのか?
気になる方へ簡単にご説明します。
まずすぐに赤保留や金保留は来ます。
もちろん激アツ演出も来ます。
役物の演出もよく来ます。
じゃないと展示会に行く意味がないですもんね?
展示会で1000ハマりとかするとブチ切れますよもちろん。
ここで問題は、簡単に熱い演出が来るので正確な判断ができないということです。
例えば滅多に来ない熱い演出も、強制基盤だと簡単に来ます。
熱い貴重な演出がザコ演出並みに来るので、そのリーチの重要度がとても分かりにくくなります。
そんな事情もあり新しいパターンの演出が満載された新台は、その優れた特性を理解できずに見送られるパターンも多くあります。
昔で言えばスロットの4号機の北斗の拳も評価が低いお店もありました。
なにこの演出?こんなの意味あるの?
って感じです。
やっぱりパチンコ台は実際に自分のお金を使ってこそ、その良さが理解できたりするもんです。
天井まで回した凱旋でループを獲得してアメグレが流れた時の嬉しさは、自分お金で回して苦しんだからこその喜びです。
撤去されるまでに久しぶりに凱旋打ちたいなー・・・万枚出したい!